保温効果が高い作業服

保温効果の高さは気密性が関係する

保温効果が高い作業服は着用しているだけで体が暖かくなりますが、これは作業服の気密性が関係しています。体から放出された熱を外気に放出せず、衣服の内部に留めておくことで暖かくなるのです。気密性が高い生地で作られている作業服は生地が発熱するわけではなく、体温を逃がさない仕組みになっています。そのため、どのような環境でも一定の保温性を持たせることができるのです。その一方で気密性が高い作業服は長時間着用していると体温が大きく上昇してしまう欠点もあります。熱を放出しない利点は通気性が乏しい欠点でもあるので、体温調節には十分に注意しなければいけません。特に気温が高い環境では体温も急激に上がってしまうので、長時間の着用は避けます。

過剰な洗濯で保温効果が損なわれることがある

保温効果が高い作業服も年月が経過すると生地が傷み、着用しても暖かくなりません。生地を形成する繊維にすき間が生じることで気密性が損なわれ、熱が逃げてしまうのです。また、洗濯を頻繁に行うのも生地の劣化に繋がるので良くありません。作業服は汚れやすい環境で着る衣服なので、清潔に保つため洗濯の回数が多くなりがちです。しかし、保温効果が低下すると寒い場所での作業では着ることができなくなってしまいます。気密性が高い生地は固く、伸縮性が乏しい物が多いので着心地は決して良くありません。気密性が低下して保温効果が無くなると単に着心地が悪い衣服になってしまうことから、清潔に保ちながらも保温効果を損なわないように気を配ることが重要なのです。